Disbribution

記事の配布範囲を定めます。通常、fjに投稿された発言は世界中を回ります。それを狭めるのに使えます。(逆に、ローカルグループなどをしてそのもともとの配布範囲の制限を越えさせる・広げることは出来ません。) 多くのnews readersにおいて標準ではこのヘッダーは付加されない(つまり配布範囲を制限しない)と思われますが、例えばbekkoameのユーザーがそれを「Distribution: bekkoame」とすればfjに投稿しながらもbekkoameの外部には出ていかないことを(通常)期待できます。「通常」と書いたのはあくまでもnews serversの管理者が「慣行に則った通常の」設定をしている場合に限るからです。「Distribution: world」なら通常、制限なしの意で、つまり省略と同じです。また、「Distribution: local」なら自分が直接投稿した(特定の一台の)news serverの外部に出ていきません(通常)。つまり例えば自分の団体内に複数のnews serversがある場合、同じ団体内でも余所のserversには配信されないことになります。しかし、最近はサーバー管理者の質の低下により通常の設定をしていないサイトも散見されます。後悔する前にご自分で確認した方がいいでしょう。

Distribution: fj」と書く人がたまに居ますが、通常「fj」という配布範囲はありませんので、単に無視され、Distribution: worldと同じです。

fj.testで投稿練習を行う場合──そもそもそれは決して薦めませんが──、「Distribution: local」を付けないと、あなたの些細な練習のために世界中のネットワーク資源が消費されることになります。なんてすごい練習でしょう! インターネットを利用する上ではネットワーク資源の有効利用という視点が求められます。fj.testに関する過去の議論も参考にしてください。


このページでは、ネットニュースのあなたの記事の、普段目につかないところにはこんなことが書かれている、「ヘッダーとは何ぞや?」を説明しています。図はクリッカブル・マップになっています。

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