記事を読む「Browser」です。
なお、これは電話でプロバイダーにつながってない状態です(offline)。Forte Agentはoffline readerですから、電話がつながってない状態でも記事を読み書き整理できます。そして電話をかけた時行うべき動作は全て自動化されています。詳しくはoffline readerの頁で触れます。
ニュースを読んでいると、「この話の続きは是非とも忘れずに読みたい」という記事はよくあるでしょう。そうした記事に出会ったらすかさず「Watch Thread」の機能を使います。上の画面イメージでサブジェクトの前に付いているメガネ状のアイコンがその印。threadとは、同じ話題で連なった一連の記事を言います。通常、followupを重ねることでthreadが出来ます。上記イメージでは、どの記事がどの記事へのコメント(followup)かという関係が階層構造で表されています。Watch Threadは「このthreadへ新規記事があれば本文を今後自動的に取得せよ」の指示です。選び忘れ・読み忘れがありません。(ただし日本語が絡むと必ずしもきれいにいかない。ただしこれはAgentの欠陥ではなくニュースサーバーの設定不良や日本語サブジェクトの規格不整合が原因。) 併せてoffline readerの頁も読んでください。
このBrowserは複数起動することが出来、MDI (multi document interface) の仕様になります。MDIというのは、親ウィンドウの中に子ウィンドウを(幾つか)開くという形式です。例えばMS Wordがそうです。WinVNや秀丸エディターはそうではありませんね。MDIはえてして場所を取るので余り好かれませんが、筆者 楠はこのForte AgentでもってMDIを見直した口です。少なくともAgentのMDIは気に入ってますし、それどころかAgentだけは常時最大化して使ってます。つまり、Agentを起動しているときはデスクトップも壁紙も見えませんし、Agentを使っているとき(前面に出ているとき)は他のソフトすら見えません。でも、Alt+Tabでソフト間は即座に切り換えられるので、困らないものです。所詮1024x768。複数のウィンドウをいちどきにどうしても見たい並べたいとき初めて並べればよいと考えているのです。
ここでは一つのBrowserを最大表示しています。Browserを複数起動すれば今読んでいる箇所はそのままにして別の箇所を読めるわけですが、1024x768程度の画面では並べてしまうよりそれぞれ最大化して(完全に重ねてしまい)、Ctrl+Tabで画面を切り換えるほうが便利なことも多いですね。